Carbon、新型高速3Dプリンタ「M3」&「M3 Max」を発売

Carbonがより速く強力になった新世代DLSプラットフォームの3Dプリントシステム「M3」および「M3 Max」を発売

大量生産向け3Dプリント技術のリーディングカンパニーである Carbon(以下 カーボン)は、次世代の3Dプリント技術「DLS(Digital Light Synthesis)」を活用した主力製品であるMシリーズ「M1」および「M2」次ぐ新しいMシリーズ3Dプリンタ「M3」および「M3 Max」を発売した。

「M3」と「M3 Max」の2機種は従来機種と比較して、プリント速度の向上、造形領域の拡大、パーツの高品質化を実現。新しいMシリーズのベースとなる「M3」は、「M2」と同じ造形領域「189×118×326mm」を備えている。一方の「M3 Max」は、4Kライトエンジンを搭載し、プリントエリアが「M3」倍となる「307×163×326mm」で、大型部品や小ロット生産に適している。カーボン独自のエンジンとDLS材料と組み合わせたこの最新のシステムは、自動車、ライフサイエンス、歯科、消費財などの分野におけるさまざまな用途に適している。

カーボン独自のDLS技術は、デジタル投影光と酸素透過性光学系を組み合わせてフォトポリマー樹脂を硬化させ、3D部品を作るSLAベースのプロセスであり、カーボンシステムで使用されるDLS材料は、熱によって活性化するプログラム可能な化学物質が組み込まれており、エンジニアリンググレードの機械的特性と高解像度の特徴を実現している。

「M3」シリーズは、従来モデルと比較してレイヤー間のパーツ吸引力を40%低減し、使いやすいワークフローを実現。また、新開発のクローズド・ループ・フォース・コントロールシステムにより、プリント速度などのパラメータをオンザフライで緻密に制御可能。さらに、熱管理機能を搭載することで、部品に悪影響を与えることなく、高速なプリント速度を維持することができる。カーボンによれば、「M3」は「M2」比で最大250%のスループット向上が期待できるとしている。

プリント品質面では、表面の粗さが約1.4μm低減しており、より滑らかなパーツを造形できる。また、DLSプロセスの改良により1回の造形で部品のばらつきを最大50%低減。再現性が要求されるエンジニアリンググレードのアプリケーションに対応できるようになった。

ベースとなる「M3」3Dプリンタは現在注文を受け付けており、即日出荷可能で、「M3 Max」については、2022年下半期に出荷が開始される予定となっている。カーボンは、両システムを従来モデル同様のサブスクリプションで提供する予定としている。


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