世界最速?!卓上型3Dプリンタ「Rocket 1」

380mm/hのプリント速度を実現した世界最速卓上型3Dプリンタ「Rocket 1」

3Dプリント製品の開発や各種サービスを提供する2014年設立の3Dプリンタベンチャー HITRY は、380mm/h(Pro版は420mm/h)のプリント速度と高解像度を実現した世界最速の卓上型樹脂3Dプリンタ「Rocket 1」および「Rocket 1 Pro」 を、クラウドファンディング Kickstarter からローンチ。開始10分で目標額である5万ドルの資金調達に成功した。

既存の3Dプリンタの多くは処理速度が遅く実用性に欠ける部分が否めないが、今回ローンチした「Rocket 1」は、驚異的なスピードと高解像度を実現する独自のデジタル連続液体成形技術「Digital continuous liquid forming(DCLF)」を採用しており、コンシューマー向け3Dプリンタとしては驚異的な速度である380mm/h(Pro版は420mm/h)という驚異的なプリント速度を実現。

「Rocket 1 Pro」の解像度はXY35μm(0.035mm)/Z軸1μm(0.001mm)で、「Rocket 1」はXY50μm(0.05mm)/Z軸1μm(0.001mm)で、すべてのピクセルを素早く正確にプリントし、造形物の表面を滑らかに仕上げることができる。

「Rocket 1」のプリント方式は、マシン上部から光を樹脂表面に投射して硬化させるため、交換可能なスクリーンやリリースフィルムを必要とせず、廃棄物(消耗品)が少なく、電力消費量も少なくて済むため、ランニングコストの節約にも繋がる。

「Rocket 1」のレジンタンクには3.7kgのレジン材料が充填可能で、大型モデルの造形にも対応。HITRYは、レジンに溶けず、無害で再利用可能な安価な充填液を開発。この液体をタンクに充填すことで、僅か300gのレジンを残したままプリントを終了することができる。

「Rocket 1」のプリントプロセスから造形されるパーツは、重力や引っ張り力の影響を受けないため、ガラスのような透明モデルや、スポンジのような柔軟モデルなど、さまざまな素材のプリントに対応。HITRYは「Rocket 1」向けに8種類の樹脂材料をラインアップしており、様々なアプリケーションに対応できるよう、より多くの選択肢を提供している。

キャンペーン開始から僅か10分で目標額(5万ドル)を達成した「Rocket 1」の最小価格(発売日スペシャル)は599ドル(約68,000円)で、造形エリアおよびプリント速度と解像度が向上した上位モデル「Rocket 1 Pro」が、699ドル(約79,500円)となっている。
同キャンペーンは12月15日現在、700人超の支援者から6千800万円を超える調達に成功している。


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