「Cura 5.0」日本語ウェビナー開催

Ultimaker、新しいスライシングソフトウェア「Cura 5.0」でプリント品質の飛躍的な向上を約束

3Dプリンタメーカー Ultimaker は、世界的に人気のオープンソース・スライスソフトウェアである「Ultimaker Cura」シリーズの最新バージョン「Cura 5.0」の詳細を紹介するショーケース(日本語ウェビナー)を、2022年6月16日(木)に開催する。
詳細:https://www.brule.co.jp/learn/events/ultimaker_cura-5-0_release.html

新しく改良されたスライスエンジン

最新の「Cura 5.0」スライスエンジンは、3Dモデルをスライスする際に可変線幅を使用することが出来るようになっている。スライス時の線幅は、これまでノズル径と使用線幅の設定によって決定されており、設定選択しスライスすると、線幅はパーツ全体で一定となっていた。つまり、2.5本分の太さがあれば、2本分の線が使われわずかな隙間ができていた。また、1本分以下となる細い線は、まったくプリントされず、一般的なFFF方式3Dプリントの欠点とされてきたが、「Cura 5.0」はこれを解決するに至った。新しく改良されたスライスエンジンでは、最も効率的なツールパスを作成し、細かい部分を正確にプリントするため、線幅が代わりに増減される。その結果、パーツ内側の隙間が少なくなり、薄い壁面や細かい部分をプリントする際の品質が向上した。


左:Ultimaker Cura 4.13、右:Ultimaker Cura 5.0

「Cura 5.0」は、スライス時に線幅をユーザーがコントロールできるようになることで、より繊細で高速な3Dプリントのための新たな閾値に到達。これまでに経験したことのないプリント品質の飛躍的な向上を実現している。

ショーケース(日本語ウェビナー)

内容

  • イントロ:池田径吽(Ultimaker 日本担当)
  • Ultimaker Keynote address:ユーゲン・ヴォン・ホーレン – Jürgen von Hollen(Ultimaker最高経営責任者)
  • Ultimaker Cura 5.0機能紹介デモ:マリスカ・マース- Mariska Maas(CURA部門ビジネス・アナリスト)
  • デザインのための3Dプリンティング:トム・ディクソン – Tom Dixon(デザイナー)
  • AMFORi社 – スティーブ・コックスによる Cura 5.0デモ:スティーブ・コックス – Steve Cox(3Dテクノロジーコンサルタント・トレーナー)
  • 建築家のためのCura 5.0のメリット:カルロス・カステロ – Carlos Castillo(建築家)
  • 金属3Dプリンティング
    マリット・ホフマンス – Marrit Hoffmans (Ultimakerプロダクトマーケター)
    アンドレア・ガスペリーニ – Andrea Gasperini (Ultimaker ビジネス・デベロップメント・マネージャー)
    トビアス・ロドルマイヤー – Tobias Rödlmeier (BASF ビジネス・デベロップメント・マネージャー)
  • Ultimaker社とMakerbot社の合併発表について:池田径吽(Ultimaker 日本担当)

本ショーケースでは、Ultimaker社とMakerbot社の合併発表に関する内容も含まれる予定。


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