テクダイヤと久宝金属製作所は共同で、これまでの常識を覆す超微細0.1mmノズルを開発
テクダイヤは、久宝金属製作所と共同で、FFF方式3Dプリンタの常識を覆す先端穴径「0.1mm」の超微細3Dプリンティング用ノズルを開発。久宝金属製作所は、2020年9月24日・25日開催の「フォームネクストフォーラム東京2020」において、0.1mmノズルを搭載したFFF(フィラメント溶融)方式3Dプリンタ「Qholia(クホリア)」の造形デモを実施。2020年11月より販売を開始する。
3Dプリンティング用0.1mmノズル開発の背景
FFF方式3Dプリンタのノズル先端穴経は「0.4mm」が標準で、穴径が小さくなるほど精巧なプリントが可能となる。しかしこれまでのFFF方式3Dプリンタでは、0.2mmが安定して出力できる最小径とされてきた。3Dプリンタの専門家である久宝金属製作所と、ディスペンサーノズルの専門家であるテクダイヤは共同で、更なる微細造形を求めるユーザーの声に応えるべく、これまでの常識を覆す3Dプリントに最適な「0.1mm」ノズルを開発。
久宝金属製作所が開発する国産3Dプリンタ「Qholia」の本体価格は税抜324,000円~で、購入時に選択可能な、0.2、0.3、0.4、0.5mmのノズルをラインアップしており、今後テクダイヤ製0.1mmノズル、0.15mmノズルの追加を予定している。
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