大型3Dプリンタ企業BigRepがBoschと提携

BigRepは3Dプリンティング技術によるスマート・ファクトリ実現のためBosch Rexrothと提携

ドイツのベルリンに本拠を置く大型3Dプリンタメーカー「BigRep」は、国際的なエンジニアリング企業Boshの系列会社「Bosch Rexroth(以下 ボッシュ・レックスロス)」と、最先端のCNC制御システムを搭載するAdditive Manufacturing製造システムの開発パートナー契約を締結したことを発表した。

BigRepは、ボッシュ・レックスロスの最先端CNC制御システムにより、3Dプリンタに自動化された生産システムを完全統合し、高品質で信頼性の高い部品製造を実現させることを目的に新たな装置を開発。この優れたプラットフォームを開発することで、Additive Manufacturing製造を重要なINDUSTRY 4.0(スマート・ファクトリ)の確立を目指す。

この契約により両社は、IoT技術を組み込んだエンドツーエンドのデジタル監視を行い、スマート・ファクトリで使用できる産業用3Dプリンタを開発。駆動技術と制御技術の専門家を3Dプリンタの専門家と組み合わせることにより、モデル、パターン、プロトタイプ、ツール、最終用途製品の作成をより迅速かつコスト効率良く実行することができるAdditive Manufacturing製造技術を確立する。

GEやフォルクスワーゲンなど、大手航空宇宙産業、自動車産業ではAdditive Manufacturingの工業化に注力しており、従来のプロトタイピング用途を中心とした仕組みから、中小規模量産へとシフトしたAdditive Manufacturing製造技術の確立を目指している。


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