最新の3Dプリント技術と3Dテクスチャ技術を採用した量産車『DS3 Dark Side』
PSAグループの高級車ブランド DS Automobiles(旧シトロエンの高級サブブランド)は、最新の3D技術を取り入れた限定車種『DS3 Dark Side』をリリースした。
幾何学パターンのデザインを取り入れた『DS3 Dark Side』には、内外装それぞれに金属3Dプリントパーツと3Dテクスチャー技術の2つの最新技術が採用されている。
3Dプリント部品を採用したインテリア
インテリアには、約65時間掛けて3Dプリントされたチタン素材のドアハンドルトリムとイグニッションキーを追加。最新のメタルプリント技術で3Dプリントされたそれぞれの部品は、手作業により仕上げ加工が施され、美しい幾何学模様を表現ている。
3Dテクスチャー技術で再現した幾何学模様
エクステリアには、デザインの特徴である『shark grey(シャーク・グレイ)』と呼ばれる特長的な幾何学模様の3Dテクスチャーを採用。
シャーク・グレイは、通常塗料とは粒子の異なる特殊なテクスチャーペイントの塗布により、トーンオントーンの深みのある色味と、サテンのような独特の質感を表現。
最新の3D技術を採用した同社初の量産車「DS3 Dark Side」は、€26,200~€27,850で販売される。
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