3DKToysが3Dプリント玩具保護の為の特許を取得

3DKToysは3Dプリント部品を簡単に接続するための技術「Pin and Void」特許を取得した

デスクトップ3Dプリンタで簡単にプリントできるよう設計された玩具などの3Dプリントモデルを開発する米国のスタートアップ「3DKitbash」は、サポート構造や接着剤を使用せずに、3Dプリントされた人形部品の組立が可能な技術を保護するため「Pin & Void Patent(ピン・ボイド・システムおよび3Dプリント可能なオブジェクトを接続するための方法」に関する特許を取得した。

この特許技術は、同社がデータ販売中の3Dプリントドール「Quin」など、小さな3Dプリント部品から構成されるバービーサイズの人形を簡単に組み立てるために用いる3Dプリント部品に関する物で、10×10センチ程度の小さなビルドボリュームのデスクトップ3Dプリンタから造形される小さな3Dプリント部品と、骨の形をした組立用ピン部品を圧力スナップ方式で組み合わせることで、簡単にカスタマイズ可能な3Dプリント人形を組み立てることができる技術である。

「Quin」は、すべての部品がサポート構造や造形後の研磨、接着作業を必要としない部品から構成されており、様々なカスタム部品を簡単に取り付けて遊ぶことができる。

一般的に、Thingiverseのような無料の3Dデータ共有サイトから公開される人形データは、サポート構造が必要なオーバーハングした部品が多く、プリント後のサポート除去や表面仕上げが必要となる場合が多い。しかし、3DKToysが提供するモデルデータは、サポート構造や接着材を必要とせず、簡単に組立可能なデジタルモデルとして販売されている。

これまで彼らが生成したデータの多くは、GitHubやDropboxのようなファイル共有サイトに違法アプロードされ、無断で再配布が行われているの現状である。そのため同社は、この接続方法を使用する3Dプリントオブジェクト及びオリジナルコンテンツの販売に制限を設けるため、同技術に関する特許を取得した。

同社は現在、特許取得を記念したキャンペーンとして、3Dプリントロボット「RukiBot」のデータを無償で公開している。


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