Wiiboox、食品用3Dプリンティング押出機「luckybot」を発売

中国の3DプリンタメーカーWiibooxが食品用3Dプリンタ押出機を発売

中国の南京市に本拠を置く3Dプリンタおよび3Dスキャナメーカー Wiiboox は、汎用型デスクトップ3Dプリンタを3Dフードプリンタに変換する食品用3Dプリンティング押出機を発売した。

「LuckyBot」と名付けられたこの装置は、Creality の「Ender」シリーズなど、数万円で購入可能な安価な汎用型デスクトップ3Dプリンタと統合することで、フードプリンティング専用機に変身させることができる。「LuckyBot」は、現在販売されている他の3Dフードプリンターに代わる費用対効果の高い製品として設計されており、チョコレート、ピーナッツバター、クリーム、チーズ、ジャム、マッシュポテト、サラダソースなど様々なペースト状食品に対応している。

「LuckyBot」フードエクストルーダーを使用するには、所有する3Dプリンタのプリントヘッドを取り外し、代わりに本装置を接続するだけで使用することができる。装置は軽量で、FDA、FCC、CEによって認証された食品グレードのABSボディ、ステンレス鋼ノズル、PPチューブが付属している。

本体前面には、温度ディスプレイと、温度制御とリードスクリューの位置調整用の3つのボタンが備えられており、ホットエンドは最大で50℃の温度を維持することができる。また、本体にはデバイスの安全性を高めるための自動電源オフ機能を備えており、同社独自の温度制御アルゴリズムによってホットエンドの温度は常に0.5℃以内の精度で保たれる。

「LuckyBot」は独自のプリントソフトウェアを備えておらず、標準的な3Dプリントスライサーと組み合わせて使用する。

「LuckyBot」は、CrealityEnder」シリーズ、AnycubicMega」シリーズ、VoxelabAquila」シリーズなど、一般的なFFF方式3Dプリンタで使用することができる。

「LuckyBot」のご購入に関するご相談はこちらからお問合せください。

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