学生チームが開発した3Dプリントロケットが打上げ成功

米国の大学生チームが開発した3Dプリントエンジンロケット『Vulcan-1』

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カリフォルニア大学サンディ​​エゴ校の学生チーム「UCSD SEDS」は、2016年5月21日に3Dプリントエンジンロケット『Vulcan-1』の打ち上げに成功した。

全長19フィート×直径8インチの小さなロケット『Vulcan-1』には、液体酸素(酸化剤)とケロシンを燃料とする推力750lbのロケットエンジンが搭載されているが、このロケットエンジンは、米国の試作会社GPIが「インコネル718」材料をベースにダイレクトメタルプリント技術で3Dプリント造形した物。

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今回の打ち上げを成功させるため、同研究チームはロケット製作に必要な資金$15,000を、クラウドファンディング「Kickstarter」を通じて調達。
プロジェクトは、目標額を上回る$21,882を調達し無事成功した。

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研究チームは、調達した資金をベースにNASA、XCOR、および他の宇宙関連機関をのサポートを経て『Vulcan-1』を完成させ、今回の打ち上げ成功に繋げた。

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これまでにも、NASAが開発中の3Dプリントロケットエンジンや、民間企業Rocket Lab社が開発する3Dプリントロケットエンジン『Electron』などを紹介してきましたが
次々と新しいプロジェクトが生まれる3Dプリントロケット分野にとって、学生チームによる今回の打ち上げ成功は、今後の3Dプリントロケットエンジン研究やエンジニア教育に大きな意味をもたらすかもしれませんね。


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