人工知能ロボットが実現する小規模な3Dプリント工場
人工知能、ロボット工学、ソフトウェアの専門家等によって起業した米国のスタートアップ「Tend.ai」は、完全自動化された3Dプリンタ制御用ロボットの研究・開発を行っている。
Tend.aiが開発する人口知能ロボットは、人間が望む全てのタスクを実行するため、自動的に複数の3Dプリンタから情報を読み取り、造形開始からジョブ完了後の造形物の取り出し作業までを完全自動化するため、AIのトレーニングを行っている。
同社は、安価なロボットアームとソフトを使って複数台の3Dプリンタをロボット制御することで、簡単に小規模な3Dプリント工場がセットアップ可能にするシステムの構築を目指している。
開発中の人口知能は自己学習を繰り返すことで、3Dプリント後の造形物の梱包までを制御するよう開発が進められているが、3Dプリンタの利用に欠かせないフィラメント目詰まり時のエラー対処や、プラットフォームから剥がれない造形物などへの対処など、ロボットだけでは賄えない処理も多いため、完全自動化は現時点では困難かもしれない。
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