2次元画像を3次元モデルに変換するAIシステム「SurfNet」
米国インディアナ州のパデュー大学の研究チームは、AI(人工知能)を使い、2次元画像から3次元モデルへと変換する新しいプロセスを開発した。
「SurfNet」と呼ばれるこの技術は、機械学習とディープラーニング(深層学習)技術を使用し、2次元画像から投影された3次元モデルへ変換を可能にする。
例えば、2次元の車両画像と3次元情報との関係性についてAIに学ばせ、数十万台分へと学習量を増加させることで、変換精度がより向上するという。
SurfNetのAI技術は未だ研究段階であるが、学習アルゴリズムが向上し、より高度な学習を重ね進化することが可能となれば、カメラやセンサーから得た情報からリアルタイムで3次元変換が可能となり、バーチャルリアリティ向けの高品質3Dコンテンツを自動生成したり、ロボットや自動運転車両による物体認識などへの適用も期待されている。
SurfNetに関する詳細は、こちらの論文から確認することができる。
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