- 2022-2-2
- 建設・建築・インテリア, 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, ceramic, concrete, Delta, eco, FDM, FFF, filament, WASP, エコ, コンクリート, セラミック, テクノロジー, フィラメント, リサイクル, 建築, 建築関連
オランダの建設デザインスタジオがセラミック3Dプリント技術でブティックのファサードをデザイン
オランダのロッテルダムに拠点を置く建設デザインスタジオ Studio RAP は、オランダのアムステルダムにあるショッピングストリート 、ピーテル・コネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)にあるブティックに、3Dプリントされたセラミックタイルとレンガで構成されたファサードをデザインした。
Photo : studio RAP
セラミック3Dプリンティング、独自のアルゴリズムデザイン、職人によるグレージングによって構成されるファサードは、編み物の模様を参考にデザインされたもので、歴史的都市であるアムステルダムでよく見られるグレージングセラミックの装飾性とデザインボキャブラリーを再解釈したものとしている。Studio RAPは、この歴史的な表現を新しく刺激的な方法で再解釈することで、世界中の人々にインスピレーションを与えることを目指している。
このファサードは、高度なアルゴリズムでデザインされた3Dプリント製セラミックタイル(約40×20cm)をベースに構成されており、パールホワイトと微妙な色合いの釉薬が塗られている。
また高層階に設置されている赤レンガは、3種類の赤色釉薬が塗られた3Dプリントレンガで、オリジナルデザインの象徴的な装飾が施されている。更にこのレンガは、レーザーカットされたステンレス製の土台に接着されている。
関連記事
- ドバイ万博にDiorの3Dプリントストアがオープン
- マダガスカルに世界初の3Dプリント学校建設
- 地元の土壌から造られた3Dプリント住宅「TECLA」が完成
- 光造方式3Dプリンタ用硬質セラミック樹脂
- Voxeljetが新しいセラミック3Dプリント材料を開発
- 安価で高性能なセラミック3Dプリンタ「Cerambot Eazao」
- 持続可能な生活を実現する3Dプリント住宅の建設を開始
- WASPが新しいデルタ型コンクリート3Dプリンタを発表
- 広さ1,900平方フィートの3Dプリント住宅
- Voxeljetが新しいセラミック3Dプリント材料を開発
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp