3Dプリントタイルでファサードをデザイン

オランダの建設デザインスタジオがセラミック3Dプリント技術でブティックのファサードをデザイン

オランダのロッテルダムに拠点を置く建設デザインスタジオ Studio RAP は、オランダのアムステルダムにあるショッピングストリート 、ピーテル・コネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)にあるブティックに、3Dプリントされたセラミックタイルとレンガで構成されたファサードをデザインした。

Photo : studio RAP

セラミック3Dプリンティング、独自のアルゴリズムデザイン、職人によるグレージングによって構成されるファサードは、編み物の模様を参考にデザインされたもので、歴史的都市であるアムステルダムでよく見られるグレージングセラミックの装飾性とデザインボキャブラリーを再解釈したものとしている。Studio RAPは、この歴史的な表現を新しく刺激的な方法で再解釈することで、世界中の人々にインスピレーションを与えることを目指している。

このファサードは、高度なアルゴリズムでデザインされた3Dプリント製セラミックタイル(約40×20cm)をベースに構成されており、パールホワイトと微妙な色合いの釉薬が塗られている。

また高層階に設置されている赤レンガは、3種類の赤色釉薬が塗られた3Dプリントレンガで、オリジナルデザインの象徴的な装飾が施されている。更にこのレンガは、レーザーカットされたステンレス製の土台に接着されている。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る