ポリマーAM市場、2030年までに年間340億ドル超へ

3dpbm Research、ポリマーAM市場が2030年に340億ドルまで成長すると予想

世界のAM(アディティブ・マニュファクチャリング)産業の展望をサポートするマーケットインテリジェンスとメディアのリーディングカンパニーである 3dpbm Research(以下 3dpbm)は、ポリマーAM(材料、ハードウェア、サービス)市場が2020年に37億ドル(約5,556億円)を生み出し、2025年には110億ドル(約1兆6,519億円)に達し、予測期間終了となる2030年には340億ドル(約5兆1,059億円)にまで成長することを明らかにした。

本レポートは、ポリマーAMに関してこれまでに行われた市場調査の中で圧倒的に規模が大きく、また最も詳細な調査の1つとなっおり、2021年第4四半期から2022年第3四半期にかけ3dpbmのアナリストチーム(複数の編集者、市場分析専門家、プロジェクトマネージャーで構成)は、多数の企業(741社の内、ハードウェアメーカーが24%、材料メーカーが25%、サービスプロバイダーが51%)を調査し、このセグメントで事業を行う主要関係者から数千種類のハードウェア、材料、部品製品に関する生の販売データを収集した。

3dpbmは、前例のない広範囲なボトムアップの市場データから出発し、幅広い影響因子を表す複数の係数を統合した独自の予測モデルを適用して、コアポリマーAM市場が2020年の37億ドルから2025年には110億ドル以上、2030年には340億ドルに成長すると予測。コアポリマーAM市場に関しては、特に平面光重合(連続DLP技術)と粉末床溶融(PBF技術)の分野で、シリアルおよびマスカスタマイゼーションをターゲットとした開発分野で大きな成長が起こっている。また、超小型部品(マイクロ光重合)、超大型部品(LFAM)などの成長分野も特定・定量化されており、本レポートでは初めて、ハードウェア、材料、サービスパーツの売上高の垂直方向(産業別セグメント)および地理的方向の内訳と、5年および10年の予測も示している。

3dpbmの3Dプリンティングビジネスディレクトリに掲載されている1,500以上の候補企業の中から選ばれたこれらの企業は、現在市場にあるすべての製品(システム、材料、部品)について個別に監査を受け、合計5万以上のデータポイントにより、現在のポリマーAM世界市場の正確なスナップショットが提供された。


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