- 2019-1-11
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PolaroidはCES 2019で欧州市場向け新型3Dプリンタ「Polaroid PlaySmart」を発表
イメージングテクノロジー企業「Polaroid」は、欧州市場向けの新型3Dプリンタ「Polaroid PlaySmart 3D Printer」をリリース。現在米国ラスベガスで開催中のCES 2019で発表した。
2016年のCESにおいて、最初のPolaroid ModelSmart 250S 3Dプリンタを発売した同社は、これまでにPolaroid Play 3Dペンなど複数の3Dプリンタをリリース。過去製品同様、ポラロイドの正規ライセンシーであるEBP(Environmental Business Products)のライセンスを受け作成された新型機「Polaroid PlaySmart 3Dプリンタ」は、手頃な価格と軽量化を実現したデスクトップタイプのコンパクト3Dプリンタで、ライブビューイングや障害検出などのジョブ管理機能をWi-Fi接続されたスマートフォンアプリ「Polaroid PlaySmart モバイルアプリ」からコントール可能にするなど、家庭、教室、オフィスなどの環境に適したユーザーフレンドリーなシステムを採用。
もう一つの特徴として、シングルエクストルーダーモデルである「Polaroid PlaySmart 3Dプリンタ」は、モデルを複数の色で簡単にプリントするマルチカラープリントに対応。
専用ソフトウェア「Polaroid SmartPrep」からマルチカラーを選択し、フィラメントを別の色に変更できるようプリンタが自動的に一時停止するポイントを簡単に設定することが可能。また、Polaroid Preciseフィラメントホルダーとスケールを使用すると、ファイル保存時にプリント時間とフィラメント残量を正確に伝えるため、プリント中のフィラメント切れ問題を回避することができる。
本体には2GBのオンボードメモリが搭載されており、ワンクリックで簡単かつ迅速にプリント用モデルを保存したり、プリント中の様子が自動的にビデオ録画される。
Polaroid PlaySmart 3Dプリンタの主な特長
- 造形エリア:120×120×120mm
- レイヤーピッチ:50〜300ミクロン
- インターフェース:ステップバイステップの説明付きの5インチLCDタッチスクリーン
- 内蔵カメラ:ライブモニタリング用 200MPカメラ
- ノズル:クイックリリース・クイックリプレース 0.4mmノズル
- フィラメント:PLA、ABS、PETGなどを含むポラロイドユニバーサルフィラメントに対応
- 接続:SDカード、USB、モバイルアプリ、Wi-Fi
- 筐体:フィラメントを瞬時に冷却する360°ファンダクト
- 造形台:アルミニウム – マグネシウム合金加熱プリントベッド
- 本体メモリ:モデルストレージおよびビデオ再生用の2GB ROM(ビデオはすべてのプリント時に自動記録)
- ソフトウェア:Polaroid SmartPrep
- 付属品:PolaroidユニバーサルPLAフィラメント(1kg)
- 本体重量:5kg
- 価格:449ユーロ(約56,000円)
Polaroid PlaySmart 3Dプリンタは 2019年3月から欧州全土へリリースされる。
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