3Dプリント技術で人気ゲーム登場の義手を再現

Open Bionics、人気ゲーム「メタルギアソリッドV」をモデルにした3Dプリント製義手をリリース

スタイリッシュで低コストのバイオニック・アーム(筋電義手)「Hero Arm(ヒーローアーム)」を開発する英国のベンチャー Open Bionics は、人気ゲームソフト「メタルギアソリッドV ファントムペイン」に登場するバイオニック・アームを3Dプリンタで製作し、同社の義手製品ヒーローアームにクリップ装着できるカバー『Metal Gear Solid “Venom Snake” Covers』を599ポンド(約8万3千円)で販売開始した。

Open Bionics は、メタルギアシリーズ8作目にあたる「メタルギアソリッドV ファントムペイン」において、主人公ヴェノム・スネーク(ファントムペインに登場するスネークのコードネーム)が装着するバイオニック・アームを3Dプリンタで開発。SLS方式3Dプリンタとナイロン12材料からカスタムメイドされる3Dプリント製義手は、150グラム未満と軽量で、オーダーから約3か月で注文者の元へ届けられる。

今回発表された「Metal Gear Solid “Venom Snake” Covers」のモデルを務めるのは、義手使いのゲーマーとして知られる英国人ダニエル・メルヴィル氏。生まれつき右手の無いダニエル氏は、Open Bionics がクラウドファンディング Kickstarter で展開した「3Dプリント技術を利用して安価に義手を製造するプロジェクト」をキッカケに、Open Bionics の創設者ジョエル・ギバード氏とコンタクトを取り、Open Bionics の義手テスターを開始。その後ダニエル氏は「3Dプリンタ製マルチグリップバイオニックハンドを世界で初めて試した人物」として、ギネスブックに掲載されるなど、世界中から注目される存在となった。

3Dプリント製バイオニック・アーム「ヒーローアーム」シリーズを展開する Open Bionics はこれまでに、ディズニーやマーベルなどとコラボして、様々なヒーローキャラクターの3Dプリント製バイオニック・アームを開発。

今回開発された3Dプリント製バイオニック・アームは、Open Bionics とコナミ(Konami Digital Entertainment)のコラボレーションによって実現した物で、人気ビデオゲーム「メタルギアソリッドV」で主人公スネークが装着した物を、3Dプリント技術を用いて忠実に再現。同社の義手ヒーローアームにクリップ装着できるカバーとして発売されている。
今回スネークと同じ義手を手にしたダニエル氏は「スネークと同じ義手を実際に装着できるなんて信じられないよ」と喜びの声を伝えている。


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