サポート不要の3Dプリント技術

多軸ロボットアームを利用したサポート構造を必要としない3Dプリント技術を開発

オランダ・デルフト工科大学のチャーリー・CL・ワン博士率いる研究チームは、バンクーバーで開催されるSIGGRAPH 2018において、多軸ロボットアームを用いた3Dプリント技術「Support-Free Volume Printing by Multi-Axis Motion」に関する論文を発表する。

デルフト工科大学、中国の清華大学、フランス国立情報学自動制御研究所(INRIA/Institut National de Recherche en Informatique et en Automatique)と共同で発表されるこの論文には、多軸ロボットアームを用いて、サポート構造を必要せずに3次元造形を可能にする3Dプリンティング技術に関する内容が含まれる。

従来のFDM/FFF方式3Dプリンタは、材料が一定方向に沿ってレイヤーを重ねる2.5次元加工が基本となり、機器の開発に関わるコストや工数を軽減できるが、サポート構造の必要性を取り除くことができない。しかし、このロボット3Dプリントシステムでは、多軸モーションのロボットアームが、最適化された立体的なツールパスに沿って可動し、ボリューム内に材料を蓄積して造形物を生成する独自のアルゴリズムを用いているため、3Dプリントモデルに必要なサポート構造を無くす(大幅に削減する)ことが可能となる。

サポートを必要としないロボット3Dプリントシステムは、いままで以上に自由度が増し、プリント中に材料の蓄積方向をなどを変更することもできる。


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