わずか4ヶ月で完成した3Dプリントロケットエンジン

オーストラリアの研究チームは僅か4ヶ月で3Dプリントロケットエンジンの開発に成功

2015年、世界初となる3Dプリントエンジンを製造したオーストラリアのモナッシュ大学の研究チームは、Additive Manufacturing企業(モナッシュ大学のスピンオフ企業)AMAEROのエンジニアチームと共同で、新型3Dプリントロケットエンジン「Project X」の燃焼試験に成功した。

同チームにより開発が進められているAerospikeロケットエンジンは、設計・3Dプリント・組み立て・テストまでの工程をわずか4ヶ月で完了させている。

モナッシュはこれらの成果を踏まえ、国際航空宇宙産業の研究と成果をもたらすことを目指すベンチャー「NextAero」を立ち上げた。

Project Xロケットエンジンの3Dプリントには、AMAEROのConcept XlineとEOS M280金属3Dプリンタプラットフォームをベースに、高強度ニッケル合金材料「Hasteloy X」を使用。ノズルの形状や冷却システムなど、従来型エンジンの性能を向上させる機能に焦点を当て、より複雑で高性能なエンジンを3Dプリント技術による実現した。

同社のConcept Xlineは現在、SLM技術で利用可能なビルドボリューム(800mm×400mm×500mm)を有しており、従来の製造プロセスよりも大型で効率的かつ効果的で複雑な部品を生産することができため、航空宇宙産業以外の分野への応用も期待されている。

この新しい3Dプリントロケットエンジンは、9月25日~29日の期間、アデレードで開催される国際宇宙会議(International Astronautical Congress at NextAero)で発表される。


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