- 2019-2-12
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Autodesk, CAR, Carbon, Carbon3D, CLIP, GE, Google Ventures, Lamborghini, SLA, テクノロジー, フィラメント, フォルクスワーゲン, 仕上げ加工, 光造形, 自動車, 表面仕上げ
CarbonとLamborghiniは新型SUVランボルギーニ・ウルスに実装される量産部品を開発
高速3Dプリント技術「Continuous Liquid Interface Printing(CLIP)」テクノロジーで業界をリードするCarbonは、イタリアの高級スポーツカーメーカーLamborghini(以下 ランボルギーニ)と提携し、ランボルギーニの高級SUV『Lamborghini Urus(ランボルギーニ・ウルス)』の量産部品を生産するための戦略的パートナーシップを発表した。
ランボルギーニは、Carbonのプラットフォームを使用した部品製造を実現するため、親会社であるVolkswagen(フォルクスワーゲン)のElectronic Research Labと緊密に協力。両社はプロセス開発で協力し、従来よりも耐久性のある軽量部品を製造するという最終目標を掲げ、膨大な数の自動車の内装部品、ミラーアセンブリ、およびアクセサリー部品を評価。
様々な検証を経たランボルギーニは、Carbonの「Digital Light Synthesis(DLS)」技術とCarbon独自の「EPX 82 エポキシ」樹脂材料を使用し、エアダクト用のクリップコンポーネントとテクスチャー加工された燃料キャップ部品を製造。高圧、高温への耐性と衝撃性に優れこれらの部品は、2018年からリリースされたランボルギーニ・ウルスで使用される。
3Dプリンタで製造されたランボルギーニ・ウルスの燃料カバーキャップとエアダクト部品
ランボルギーニの調達責任者は「我々は、デジタル加工技術を用いた量産部品製造に大きな期待を寄せています。Carbonとの提携により、耐久性のある部品をよりスマートに生産することが可能となり、市場投入までの時間を大幅に短縮することができました。」と語っている。
関連記事
- CarbonとFordは3Dプリント最終用途部品開発で提携
- BMWは3Dプリント技術で100万個超の自動車部品を製造
- Carbonが量産用大型3Dプリンタ及びRiddellとの提携を発表
- RiddellはNFL選手用ヘルメット部品を3Dプリンタで量産
- カスタム3Dプリント自転車用ヘルメットの販売開始
- adidasは山本耀司とコラボした最新3Dプリントスニーカーを発表
- 従来より100倍高速な3Dプリント技術
- Fordが3Dプリント技術を研究する先端製造技術センターを開設
- BMWの次世代EV車「iNEXT」は3Dプリント部品を装備
- わずか数分で液体樹脂を個体に変換する3Dプリント技術
- 「Ultimaker S5」一ヶ月無料体験プログラム開始
- 世界最大の金属3Dプリント部品搭載トラック
- Xeroxが3Dプリンタ企業を買収、3D業界に本格参入
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp