- 2016-1-18
- 3Dプリンタ・各種加工機, 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, Carbon, CES2016, CLIP, DLP, Gizmo 3D Printers, indiegogo, SLA, クラウドファンディング, テクノロジー, 光造形
Carbon3D並みの高速化が可能な光造形機GIZMO 3D Printer
2015年春、従来の25-100倍の速度を実現した革新的光造形技術としてご紹介した高速DLPプリント技術「Carbon3D(CLIPテクノロジ)」
このCarbon3Dに匹敵する超高速SLA方式3Dプリンタとして後日紹介した『GIZMO 3D Printer』が、2016年3月クラウドファンディング「Indiegogo」にてローンチすることを、先に開催されたCES2016にて発表しました。
GIZMO 3Dプリンターは、Carbon3Dに匹敵する高速化を実現したDLP方式の3Dプリンターとしてリリースされていますが、高速3Dプリント「Super Speed」を実行するには、専用のハードウェア(US $2600)の追加が必要のようです。
このSuper Speedを追加することで「135mm x 76mm x 10mm/2秒」の高速プリントが実行可能となります。
※この他にも、高精度プリントの実現には様々なハードウェアオプションが必要となりそうなので、支援時には注意しましょう。
また、同機は標準的なブレンド又は産業ブレンド樹脂を使用してプラスチック部品をプリントを実行するため、DLP 3Dプリンタ用途に開発された他社樹脂(例えば、MakerjuiceまたはB9クリエーター用樹脂)を使用することが出来る仕様になっています。
GIZMO 3D Printersにて提供される機種は、下記3シリーズ
GiziMate
GiziMateは、GIZMO 3Dプリンターシリーズのエントリーモデル(本体サイズ 500mm x 430mm x 750mm)で、造型領域を抑えた低価格モデル。
GiziMate 130 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 130mm US $3280
GiziMate 260 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 260mm US $3520
GiziPro
GiziProは、GiziMateよりも筐体サイズを張した(本体サイズ 500mm x 430mm x 929.50mm)のミドルレンジモデル。
GiziPro 130 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 130mm US $3830
GiziPro 390 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 390mm US $4070
GiziMax
GiziMaxは、本体サイズ500mm x 430mm x 1859mmの同社製品で最も大きな上位モデル。最大で800mmまでの高さのオブジェクトをプリントすることができます。
GiziMax 130 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 130mm US $3830
GiziMax 430 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 430mm US $3830
GiziMax 800 Basic:造型領域 200mm x 113mm x 800mm US $3830
※何れのモデルも、高速3Dプリント「Super Speed」の実行には別途専用ハードウェア(US $2600)の追加が必要。高解像度(HDプロジェクター)利用時には造形サイズが変動します。
高速3Dプリンター関連記事
- Carbon3Dに匹敵する超高速SLA方式3Dプリンタが登場
- 従来の25-100倍の速度を実現した革新的光造形技術が登場
- 超高速デスクトップ型光造形機がKickstarterに登場
- 既存の400倍で高速造形が可能な3DプリンタCarima
- Carbon3DがGoogleベンチャーズ等から$1億を調達
- 超高速3DプリンタCarbon3D CLIP技術活用事例
- 3Dプリント技術Carbon3Dに1000万ドルの投資
- 中国企業が開発した高速&大型SLAプリンタ
- 学生が開発した超高速SLAプリンタが登場!
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp