DMMは3Dプリンタによる最終製品製造サービス開始

DMM.makeは最終製品として使用可能なクオリティを実現する3Dプリント・マスプロダクションサポートサービスを開始

DMM.makeは2018年1月25日より、3Dプリンタで製造された試作品の造形・検証から最終製品の量産へと推進する新たなサービスと、3Dプリンタの導入まで企業をサポートする「マスプロダクションサポートサービス」の提供を開始する。

本サービスは、3Dプリンタの高性能化に合わせ、最終製品への利用を検討している企業に向けたサービスであり、AM技術を製品へ導入検討している企業のリスク回避及び導入に向けてのソフトランディングを図れる内容として、以下の4つの要素から構成されている。

  1. 造形検証支援
    造形したものを製品に利用可能かどうかの検証協力を行う。試験片の造形からサンプル造形まで対応。
  2. 性能確認支援
    1回の造形での最大生産数量、製造時間、材料使用量の確認及びその最適化に協力。
  3. 製造支援
    造形検証及び性能確認の内容に基づきDMMのサービスをクラウドサービスとして利用可能。3Dプリンタ導入のリスクやメンテナンスコストを気にせずにAM技術を提供企業製品に導入可能。
  4. 導入支援
    自社導入を希望する企業に向け、蓄積した造形エリアへの最適配置情報やポストプロセスを含めたノウハウを提供。

HP Jet Fusion 3D 4200 printerによる量産製品開発

本サービスでは、DMM.makeで導入したHP社の最新3Dプリンタ「HP Jet Fusion 3D 4200 printer」を使用する。HP Jet Fusion技術を使用することにより、従来の3Dプリンタと比べ最大10倍の高速造形が可能となり、CNC加工機や、金型量産の射出成型に劣らないクオリティを再現することができる。

DMM.makeは、本サービスを通し、低コスト・低リスクで、製品の量産を支援する。


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