DMMはファブ施設の開始・導入を検討する企業向けコンサルティングサービスを開始
DMM.comは、日本最大級のモノづくりコワーキングスペースを運営する「DMM.make AKIBA」を通じて、モノづくり施設や工作機械を活用したサービス提供を検討している事業者に向けたコンサルティングサービス「DMM.make AKIBA メイカースペース支援サービス」を4月4日より開始した。
「DMM.make AKIBA メイカースペース支援サービス」は、DMM.make AKIBAがこれまで培ってきた運営ノウハウを活かし、施設立ち上げ時の機材選定、機材の利用法レクチャー、技術スタッフ育成支援、ワークショップマニュアルなどを提供するサービスとなっている。
2014年11月のオープン以降、DMM.make AKIBAの見学者数は述べ12,000人以上にのぼり、その中には、モノづくり施設の開設や工房サービスの導入を検討している法人からのお問い合わせ、また施設立ち上げ及び運営に関する相談も多く寄せられてきた。
オープン・イノベーションを志向する企業や新規事業に意欲的な企業が、自社で自由に利用できる工房を立ち上げるケース、文理統合型の人材を育成する教育機関が学生に向けモノづくり施設を開設するケースが増えており、さまざまな形でモノづくり施設の需要が高まっている現状がある。その一方で、導入時の機材選定や効果的な活用方法、運営スタッフの育成やワークショップ・教育プログラム形成については先例が少なく、多くの事業担当者が課題を抱えている。
そこで今回DMM.make AKIBAは、運営ノウハウの提供に加え、国内外の工作機械メーカーと連携し、機材選定から運用開始までの課題を一気通貫で解決することで、革新的なサービスやプロダクトを作り出す人々のためのモノづくりプラットフォームとして支援を開始した。
「DMM.make AKIBA メイカースペース支援サービス」サービス内容
立ち上げ支援
目的、予算をもとに、3Dプリンターやレーザーカッター、CNC、UVプリンターなど必要な機材の選定と、それに適した室内レイアウトや内装をアドバイス。
さらに、メイカースペースの運営に必要なスタッフ採用要件の定義、また技術・運営スタッフそれぞれのトレーニングを現地で実施。各機材の操作指導だけではなく、製品の出来をワンランク上げるためのテクニック、試作開発に必要な要件定義やスキル習得、トラブル時の対応など、DMM.make AKIBAが培ったノウハウを提供。
運営支援
日々の運営に必要な業務の洗い出しと基礎から応用までふまえた運営マニュアルの提供といった、運営フローの体系化に加え、設備を活用したワークショップやイベントなどの施設内のコミュニティ形成を意識した企画立案についてレクチャー。
また、オプションとして年間40時間までのオンラインサポートを提供し、オープン後も引き続きさまざまな課題解決を支援。
提携先メーカー
XYZプリンティング株式会社、トロテック・レーザー・ジャパン株式会社、ローランド ディー.ジー.株式会社
価格については、個別見積となる
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