ドイツの鉄道会社が3Dプリント部品の利用を拡大

独の鉄道会社Deutsche Bahnは3Dプリンタを利用し1万点以上の鉄道用部品を製造する

ドイツの首都ベルリンに本社を置く、ドイツ最大の鉄道会社Deutsche Bahn(以下 DB)は、3Dプリント技術をベースとした鉄道車両用部品の製造規模を拡大する。

現在までに3Dプリンタを使用し約1,000個のスペアパーツを生産してきたDBは、ヘッドレストや換気用グリルなど、プリント部品の製造数を2017年末までに倍増させ、2018年末までに1万5000点程度の3Dプリントコンポーネントを製造する計画を発表している。


3Dプリンタを利用したヘッドレスト部品の製造/DB AG

DBの3Dプリント部品は、コートフックなどの小物からラジエーターファンのプロペラ、ダストキャップ、振動レバーなど、車両メンテナンスなどに必要なスペアパーツを、在庫を持たずに短時間で用意するために3Dプリント技術を活用。これにより、従来の製造プロセスを大幅に短縮した部品供給が可能となった。

これまで、プラスチック部品の製造をメインとしていたDBの3Dプリント技術は、徐々に金属部品の製造にも幅を広げており、DBの製造ソリューションは今後より多くの部品製造に利用されることが予測される。

DBは、車両や鉄道関連施設等で利用される視覚障碍者用の点字プレートの製造にも、メタル3Dプリントの活用を検討している。

ベルリン中央鉄道駅の手すりに設置されている3Dプリント点字プレート


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