- 2016-10-5
- 最新情報
- 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, Barilla, FDM, FFF, Food, Latte art, テクノロジー, 食品, 食用
好きな形状のパスタが簡単に造れるパスタ専用3Dプリンタ?
イタリア最大の食品会社「Barilla(バリラ)」は、オランダの研究機関と協力し、自社のパスタ製造技術をベースとしたパスタ専用3Dプリンタの開発を行っている。
Barilla社は、オランダの科学研究機関(TNO)とコラボし 、約5年間に渡りパスタ専用3Dプリンタを開発している。同社が開発するパスタ専用3Dプリンタは、デュラム小麦と水を混ぜた材料をカートリッジに詰め、専用押し出し機から材料を吐出し、複雑な形状のパスタを成形するフード3Dプリンタ。
パスタ3Dプリンタコンテストなどを開催する同社は、2016年5月にイタリア・パルマで開催された国際食品見本市「CIBUS 2016」でこのパスタ専用3Dプリンタを発表。有名シェフとコラボした3Dプリント関連イベントなどを開催。
Barillaはこの3Dプリンタのリリースに向けたプロトタイピングを重ねており、将来的には、家庭やレストランなどで簡単にオリジナルパスタを造れる機能の実装を予定している。
同社は現在米国内に4軒のレストランを所有しており、今後これらのレストランにてパスタ3Dプリンタの試験的な導入も計画している。
フード3Dプリンタ関連記事
- 3Dプリント技術を利用したアートのような洋菓子
- 世界初の機内用3Dプリント生ビールサーバー
- 世界初の3Dプリントフードレストラン
- オープンソース農業用CNC「FarmBot」予約販売開始
- Choc Edgeチョコレートプリンタをバージョンアップ
- 3DプリントフードカフェSCOFF3D
- あの映画に登場した30周年記念ボトルを3Dプリント
- 3Dシステムズは3Dプリント料理のためのラボを開設
- ラテアート用テンプレートを珈琲フィラメントで造形
- 世界初の3Dプリント調理器具
- 安全基準を満たした食用対応可能フィラメント
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp