- 2015-9-22
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自作時計を「爆弾」と誤解され逮捕された高校生に3Dプリンタなど最新デバイスが届く
米国テキサス州で、自作時計を学校に持参したところ教師から「爆弾」と誤解され逮捕されたイスラム教徒の少年アーメド・モハメド君(14)。
逮捕後、SNS上に投稿された彼の誤認逮捕は瞬く間に世界中で大きな話題となり、オバマ大統領やヒラリー・クリントンをはじめ、Facebooke/マーク・ザッカーバーグやGoogleなど、名だたる企業や著名人から激励のメッセージや招待が舞い込んでいます。
アップルの共同創業者スティーブ・ウォズニアックにいたっては「1967年、僕も高校生のときに同じ経験をしているよ。改造した電子メトロノームを友だちのロッカーに入れ、ロッカーを開けるとカチカチ音が速くなるようにしたんだけど、それを知った校長が飛んできて『爆弾』と勘違いされてひと晩少年院に入れられたよ。」といった過去の出来事を、励ましのメッセージと共に送っています。
今や時の人となったアーメド・モハメド君。今回そんな彼の元に、マイクロソフトから3Dプリンタをはじめとした最新デバイス類がプレゼントされました。
プレゼントされた品は、3D SystemsのCube 3D printer、Surface Pro 3、Microsoft Band、Office 365、Raspberry Piなど。
早速、Googleサイエンスフェアの招待を快諾したモハメド君。彼が今後これらの機器を利用してどんな新しいプロジェクトへ挑戦するのか楽しみですね。
MITへの進学を夢みる彼のように、優秀なエンジニアの育成は各国にとって重要な課題ですが、今回の彼の逮捕激と一連の騒動が、今後のエンジニア教育に一石を投じるキッカケになると良いですね。
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