exiiiは触覚ウェアラブルデバイス「EXOS」を活用した革新的な3Dデザインレビューシステムを開発
触覚ウェアラブルデバイス「EXOS」を展開するexiiiは、EXOSを活用した「CADデータに触れる」3Dデザインレビューシステムを開発。法人向けに受注販売を開始した。
同社は、2018年2月28日より、触覚ウェアラブルデバイス「EXOS Wrist DK1」「EXOS Gripper DK1」を活用した新たなXRコンテンツ開発を推進するパートナーデベロッパーを世界中から募集すると共に、法人向けの受注販売を開始した。
この2つの触覚ソリューションは、製造・シミュレーション・エンターテインメント等のあらゆる分野での活用が考えられ、2017年より新車開発にVRを導入する日産自動車グローバルデザイン本部は、カーデザインプロセスの早い段階での、よりリアルなデザイン検証について本システムの活用を検討している。
既存のVRにEXOSを組み合わせることにより、視覚と触覚を組み合わせた直感的なレビューが可能となり、「ハンドルやバックミラーの位置はどのくらいにあるのだろうか」「運転席からボタンは押しやすいのだろうか」といったインテリアデザインのVR確認において、モックアップに匹敵するレベルの検証ができるようになる。
exiiiは本技術により、3Dシミュレーションによる早期の課題発見や、完成イメージとのギャップの最小化、デザインプロセスの短縮などのメリットの提供を目指している。
「EXOS Wrist DK1」「EXOS Gripper DK1」の購入とデモは、exiii.jpから受付中。
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