3Dプリント技術を使って火星基地のプロトタイプを建設

火星都市研究機関はモハーヴェ砂漠に3Dプリント都市のプロトタイプを建設予定

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建築家Vera Mulyaniが2015年に設立したシンクタンク『Mars City Design(火星都市デザイン)』は、近い将来火星に建設する3Dプリント都市のコンセプトモデルを、今後3年以内に米国モハーヴェ砂漠(カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州にまたがる広大な砂漠)に建設する計画を進めています。

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またMars City Designは、後述するワークショップの開催とフルスケール3Dプリントコンセプトモデルを建設するための資金の一部として、キックスターターキャンペーンを通じた調達を行い、目標額をクリアしている。

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火星都市デザイン賞を受賞したコンセプトモデルの一つ「Project Dandelion」

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Project Dandelionは、火星の土壌利用し、酸素、水、栄養を得る自律型基地

今後10年以内に火星入植を計画するMars City Designは、2016年9月15日から米国で開催されるイベントとして、エンジニア・デザイナー・建築家などの専門家等を集めたワークショップを開催。
同イベントでは、NASA(米航空宇宙局)で火星探査機のプロジェクトマネージャを務めたジム・エリクソンや、アポロ11号のパイロット、宇宙工学など各分野の研究者が登壇し、火星都市計画の実現に向けた議論が交わされる予定となっている。

 

火星での過酷な生活を描いた映画「オデッセイ」
このコンセプトモデルをベースに研究された建造物が近い将来火星に建設され、映画の中で描かれているような生活が実現するかもしれませんね。


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