イタリア生まれの電動バイク『Lacama』は3Dプリント技術を利用しライダーの好みに応じてカスタマイズ可能
イタリア・ミラノに拠点を置くスタートアップ企業「Italian Volt」は、3Dプリンタや切削機を利用し製造されるテーラーメイドの電動バイク『Lacama』を開発した。
3Dプリント技術などを多用した『Lacama』は、ボディ、フレーム、スイングアームなど車体を完成させる12のコンポーネントに対し、ライダーの体系や好みに応じて形状やカラーをカスタマイズすることができる仕様となっている。
Lacamaは一般的な電動バイクと異なり、0-62mph 4.2秒(0-100km/h 4.6秒)の加速性能と共に、BremboブレーキとOhlinsサスペンションを備えた高い制動力を有している。
また、電動バイクの基本となる充電性能も優れており、わずか40分のチャージ時間で80%の高速充電が可能(フル充電時間は約3時間)。
メーター周りには視認性と操作性の高いGPS搭載TFTタッチスクリーンを設置。
AndroidとiOSスマートホンで利用可能な専用アプリを利用することで、バッテリーの充電状況などを遠隔監視することができる。
更に優れたカスタマイズ機能として、ソフト上から本体のトルクやエンジンブレーキ設定を変更することも可能で、ライダーの能力や好みに応じてマシンプロファイルを切り替えることができる。
Lacamaスペック
- 充電時間:40分/80%(フル充電 3時間)
- トルク:208 Nm
- 加速性能:0-62mph 4.2秒(0-100km/h 4.6秒)
- 最高速度:112mph(180km/h)
- 総重量:245 kg
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