- 2016-8-12
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Form2で造形されたアコースティック3Dプリントヴァイオリン
Formlabs社は、新しくなった樹脂素材「ホワイトレジン」のリリースに合わせ、FormlabsのエンジニアBrian Chan氏が手掛けた3Dプリントアコースティックヴァイオリンを発表しました。
今回のヴァイオリン造形に利用されたFormlabsの新しいホワイトレジンは、標準樹脂よりも鮮やかな発色と滑らかな表面仕上げを実現しつつ、高い耐久性能も備えた新しいタイプの樹脂素材です。
今回公開された3Dプリントアコースティックヴァイオリンは、このホワイトレジンのテストも兼ねて設計されており、度重なるテストを経て実使用に耐える楽器として完成させることに成功しました。
この楽器の完成度を伝えるため、プロミュージシャンRhett Price氏によってオリジナル曲が用意された。
オープンソース環境でのデータ構築と共有化
3Dプリントアコースティックヴァイオリンは、伝統的な構造を意識し、クラウドベースのモデリングプログラムOnshapeを使ってCAD設計され、ストラディバリウスのアウトラインをベースに美しい曲線を再現。
度重なるテストにより、理想的な形の3Dプリントヴァイオリンのデータが完成。
完成した3Dデータは、FormlabsのSLAプリンタ「Form2」の造形エリア内でプリント造形できるよう、26個のパーツに分割された。
造形には、新たにリリースされたホワイトレジンの他、既存のブラックレジン、タフレジンを使用。
26個のパーツから構成されたこの3Dプリントアコースティックヴァイオリンは、3DプリントコミュニティサイトPinshapeから入手することが可能となっており、非商用利用目的で自由に利用することができる。
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