TiertimeはUP miniの後継機となるスタイリッシュな小型3DプリンタUP mini 2をリリース
安定した造形精度や使い勝手の良さ、コストパフォーマンスの高さから未だ人気のデスクトップ3Dプリンタ「UP Plus 2」を展開するTiertime(中国・北京)は、同社製品「UP mini」の後継機に当たる『UP mini 2』をリリースしました。
造形領域については旧「UP mini」同様120×120×120mmですが、レイヤーを0.2から0.15mmまで精度アップ。
その他、オートキャリブレーション機能やタッチスクリーン機能の搭載、Wifi接続とモバイル経由でのプリント実行環境の構築と、ユーザーエクスペリエンスの向上を中心にアップグレードを実施。
小型&安価で携行性に優れた同社のUPシリーズは、教育現場や小規模な事業所などで利用させることも多い機種のため、今回リリースされたUP mini 2には「HEPA空気ろ過システム」が装備されており、3Dプリント時の有害な空気の排出量を削減し、教室や家庭で安全に使用することが可能になっています。
また、本体には持ち運びに便利なアルミハンドルと組み込み式ツールボックスが備えられており、専用のスプールボックスと共に気軽に持ち運ぶことができるようになっています。
UP mini 2は、2016年第二四半期から世界同時発売を予定しており、価格は旧UP mini同レベルになるのでは?と期待されています。
UP mini 2の特徴
- タッチスクリーンコントロール
- WiFi接続:モバイルアプリを経由して3Dプリンタのコントロールが可能
- 内蔵HEPA空気ろ過システム:3Dプリント時の有害物質の排出量を減らし、健康的で安全な3Dプリント環境を提供
- 携行性を向上:アルミハンドルとツールボックスを備えた本体とスプールコンテナを別体化
UP mini 2スペック
- プリント方式:MEM(Melted Extrusion Modeling)
- 造型ボリューム:120×120×120mm(W×H×D)
- プリントヘッド:シングル(クイックチェンジ機構装備)
- レイヤー厚:0.15 / 0.20 / 0.25 / 0.30 / 0.35mm
- サポート:スマートサポート技術
- プラットフォームレベリング:自動ノズル高検出、ソフトウェアサポートレベリング
- その他:空気ろ過システム、4インチLCDタッチスクリーン、オンボードファイルストレージ、アルミハンドル
- ソフトウェア:UPソフトウェア
- 対応フォーマット:STL、UP3、UPP
- 接続:USB、無線LAN
- OS:Windoes XP / 7 / 8 / 10、Mac OS
- 電源:110-240VAC、50〜60Hz、90W
- シャーシー:プラスチックケース×メタルフレーム
- 本体重量:8kg
- 外形寸法:255×365×385mm(W×H×D)
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