UltimakerがGEの教育プログラムに参加

UltimakerはGEが展開するSTEM教育プログラムのスポンサー&サプライヤとして参加

欧州で高い評価を受けるオランダの3DプリンタメーカーUltimakerは、GE(General Electric)が展開する教育プログラム「Additive Education Program(以下 AEP)」にスポンサーおよびサプライヤとして参加することを発表した。

GEはAEPを通じて、将来のエンジニア、Maker、科学者の育成を支援するため、5年間で1,000万ドルを投資することを発表しており、このミッションを支援する企業としてAEPに加入したUltimakerは、スポンサー及びサプライヤとして教育機関へ同社の3Dプリンタを提供。

AEPは、初年度(2017年)に、選ばれた大学など8校に金属3Dプリンタを提供。また、幼稚園から小学校までの選ばれた400校以上に『Polar Cloud(シンシナティに本拠を置く、教育向け3Dプリンティング専門企業が提供する3Dプリントプラットフォーム)』対応の3Dプリンタと、理数系向けカリキュラムを導入し、AM(アディティブ・マニュファクチャリング)のための設計スキルと専門的な能力開発をおこなっている。

独自のSTEAM教育プログラム「Ultimaker Pioneer Program」を展開するUltimakerは、世界中に100以上の参加メンバーを有しているが、新たにGEのAEPに参加することで、より多くの教育現場に対し、Ultimaker製3Dプリンタと3Dプリントに関する専門的なスキルを提供できるようになる。

GEはAEPの一環として、2年間で200万ドルを投資し、主要なAEPリソースとして認定したPolar 3Dのオープン3Dプリントプラットフォーム『Polar Cloud』に使用するFFF方式3Dプリンタ導入のための補助金を提供。
その投資先の優先順位として、STEAM教育に熱心な世界中のプライマリーおよびセカンダリー・スクール(対象年齢8歳~18歳)を設定。AEPによって提供されるパッケージには、Polar Cloud対応の3Dプリンタ、専門的なトレーニングおよび教育モジュールが含まれる。

GEは現在、AEPに参加を希望する学校関係者からの申請を受けている。


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