Tiko 3Dが会社閉鎖と払戻し不可能を発表

Kickstarterで大成功した低価格3DプリンタTiko 3Dが業務終了と支援者への払戻し不可能な状態であることを発表した

Tiko 3Dは、$99と言う驚異的な価格の小型デルタ方式3Dプリンタを販売するため、2015年にKickstarterキャンペーンをスタート。
キャンペーンは大成功をおさめ、16,538人の支援者から3百万ドル弱($2,950,874/3億円超)を集めたが、2017年2月に開発能力不足と資金繰り悪化などを理由に開発業務の停止を発表。同年11月21日に公式コメントで会社の閉鎖を報告し、プロジェクトの完了と返金が不可能であることを明らかにした。

Kickstarterにて300万ドル近い資金を集めたTiko 3Dは、量産へと移行した直後から様々な問題に直面し、開発遅延を繰り返した。その後、カナダと米国の一部支援者に4,151セットを出荷したが、残り12,387人の支援者に対しては、3Dプリンタを量産し出荷することが出来なかった。

実際に3Dプリンタを受け取ったユーザーからも、まともに造形が出来ない低品質に対する怒りが爆発し、同社関連サイトは炎上。開発チームは、ファームウェアやソフトウェアの更新を行い対応したが、大幅な改善には至らず、2016年11月資金不足を理由に開発を停止した。
開発チームは過去のコメントで「プロトタイプから量産への移行がこれほど難しいとは思わなかった」と、自らの誤りを認めている。
また、量産用に発注した筐体部品の多くは、資金不足を理由に(16,000セット以上が)在庫されたままとなっていた。


チームTikoメンバー

同社は事業継続のため新たな投資家探しや会社の売却に奔走したが、思うような結果を得られず断念。今回正式に会社の閉鎖を報告した。


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