エスラボは京都府長岡京市に3Dプリンタを寄贈

「子供たちの教育に役立ててほしい」エスラボが地元市へ自社製3Dプリンタを寄贈

高精度な国産3Dプリンタ「MothMach S3DPシリーズ」を製造・販売する工作機器メーカーエスラボ有限会社(京都府長岡京市)は、子供達の教育に3Dプリンタを役立てて欲しいと、同社の3Dプリンタ「MothMach S3DP222」を京都府長岡京市に寄贈。2017年8月28日(月)長岡京市役所内にて、贈呈式典が執り行われた。

出席者:中小路健吾市長、長岡京市教育委員会教育長 山本和紀氏、3DCAD講師 根津将之氏、エス.ラボ取締役 柚山精一、エス.ラボ 橘和子

今回の寄贈への思いとして、エス.ラボ取締役 柚山氏は次のように述べている。

「モノづくりの楽しさを今の子供たちに体験してもらいたい。モノものづくりを通して作品を生み出すこと、「出来上がった!」という成功体験を積み重ねていくことが、子供達の将来に繋がっていくという思いから、新たな人材育成のためのツールの1つとして、エス.ラボの3Dプリンタを地元長岡京市へ寄贈させていただきました。」

式典に出席した中小路健吾市長等は「今後は学校現場などで子供達が3Dプリンタに触れる機会を設けていきたい」とし、寄贈された3Dプリンタ「MothMach S3DP222」を、中央生涯学習センター(長岡京市神足)に設置し、子供向けの教育プログラムや親子向け体験講座などに活用したいと語った。

S3DP222 基本スペック

  • 最大造形サイズ:W200×D200×H200mm
  • 積層ピッチ:0.05~0.3mm
  • 標準ノズル径:0.4mm
  • 最大XY移動速さ:500m/s
  • 理論位置決め精度:0.016mm
  • 本体サイズ:W370×D365×H451mm
  • 本体重量:約19kg
  • 入力電源:AC100V 400W
  • テーブルヒーター:加熱式テーブル
  • テーブル最大温度:110
  • データ入力方式:STL
  • データ転送方法:USB接続、SDカード
  • 付属ソフト:Simplify3D
  • 対応OS:Windows7,8,10(各32bit/64bit)、MacOS X
  • 付属品:PLAフィラメント(白/750g)×1、SDカード、電源ケーブル×1、USBケーブル×1、ノズルパージキット、その他、備品/工具類
  • 使用材料:ABS、PLA(直径1.75mm)
  • 公式サイト:http://slab.jp/3dprinter_lineup/

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