Shade3Dに機能強化したVer.17登場

統合型3DCGソフトShade3DはCADライクなモデリング機能を追加した新バージョンをリリース

累計50万本を販売する国産の統合型3D作成ソフトShadeシリーズを開発・販売するShade3Dは、新たな機能を追加した「Shade3D ver.17」を、2017年7月14日(金)に発売することを発表した。

Shade3D は、3DCGから3Dプリントまで幅広い3D制作に対応する統合型3Dソフトとして様々な業態で利用されている。Ver.17となる今回のバージョンアップでは、モデリング機能を大幅に強化し、新たなモデリング機能として「NURBS」に対応(Professional版のみ)、CADライクな3Dモデリング機能を実装した。

2DCADユーザーへ10万円以下で3DCADと同様な3D機能を提供
建築業界では「リフォーム」や「リノベーション」などの急激なニーズ増加により市場が拡大しており、それに合わせCADニーズも拡大、2016年のCADシステム市場規模は年々拡大を続けている。こうした中、より表現豊かで利便性の高い3DCADのニーズが増えてきているものの、3DCADは習得するまでに時間がかかるという点と、ソフトウェアの費用が高額(約年間100万円)といった問題があり、未だ多くの人が2DCADを使用している。そのような状況の中Shade3Dは、前バージョンとなる「Shade3D ver.16」で、建築・製造業向けに新機能を搭載し、プロダクト・インテリアデザイン、広告向けのイメージ画像の作成など、業種を問わず幅広い業務分野で活用できる機能を強化。

【新バージョンアップのポイント】

  1. モデリング機能を大幅強化
    新たに曲線モデル「NURBS」に対応したことで、CAD同様のモデリングが可能。
  2. プリミティブ作成の強化
    NURBSでつくるプリミティブは、ツールパラメーターに数値を入力するだけでも形状を作成することが可能。
  3. 計測関連(新機能)
    計測機能を強化し、NURBUSで作成された形状の重心・表面積・体積の測定が可能。
  4. レンダリング機能強化
    Professionalに対応していた特殊効果に対応し、よりリアルで高品質なCGを作成。

  • DepthPlus
    「背景ぼかし」機能。シーンに思い通りの奥行き感を手軽に加えることができる。
  • FogPlus
    霧をかける機能。朝靄の風景など雰囲気がでる便利な機能。
  • グローエフェクター
    カメラを強い光源に向けたときに発生するレンズフレアを表現。宝石や金属の輝きを豊かに演出。

Shade3D ver.17 製品ラインナップ


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