- 2023-9-22
- 最新情報, 食・フードプリンタ
- 3DCAD, 3DFS, 3DPrinter, 3DPrinting, 3Dプリンター, 3Dプリンティング, eco, FDM, FFF, filament, Food, エコ, スタートアップ, テクノロジー, フィラメント, 健康, 環境, 農業, 食, 食品, 食用
SavorEat、米国デンバー大学に植物由来のバーガー用3Dプリンティングロボット「Robot Chef」を導入
フランスのケータリングサービス大手 Sodexo(以下 ソデクソ)は、植物由来の3Dフードプリンティングシステムを展開するイスラエルの企業 SavorEat と協力し、米国のデンバー大学で、SavorEatのバーガー用3Dプリンティングロボット「Robot Chef」を導入したことを発表した。
関連記事:米国の大学でフード3Dプリンタの試験運用を開始
一般的なビーガンバーガーは、冷凍された物を解凍しグリルやコンロで調理するが、デンバー大学の2つのキャンパスに配備された「Robot Chef」は、本体内に備えたカートリッジに、油、豆、ジャガイモ、ひよこ豆などの材料が含まれており、本物の肉に似た食感のパテをプリントすることができる。プリントされるパテは、顧客の好みに応じて、大きさ、焼き加減、タンパク質の量、調理法などをカスタマイズ可能で、約10,000通りの植物由来バーガーをプリントし提供することができる。
3Dプリントされたパテをハンバーガーとして仕上げるには人間の手が必要だが、カスタマイズされたパテ自体は、大よそ6分で調理される。
米国内の調査によれば、20代の若い米国学生の半数以上がフレクシタリアン(植物性食品を中心とし、肉の摂取を制限した食事)であると自認している。
そのような環境のなか、米国の教育現場へ植物由来の食品を提供するソデクソは、2025年までに二酸化炭素排出量を34%削減し、大学・カレッジのメニューの42%を植物性メニューにする計画を発表しており、今回の取組みはその計画の一部となっている。
SavorEatのCEOであるRacheli Vizman氏は取材に対し「当社の計画は外食産業だけにとどまらず、何れは家庭用の3Dミートプリンターを作るつもりです」と語っている。
3D Food Printing(3Dフードプリンティング)」に特化した各種サービス
id.arts(アイディーアーツ株式会社)では、これまでに3Dフードプリンターの販売や関連サービスのコンサルティングを数多く手掛けており、その経験を活かした3Dフードプリンティングに特化した各種サービスをご用意しています。
詳しくはこちら:https://idarts.co.jp/3dp/3d-food-printing/
関連記事
3DP id.arts の最新投稿をお届けする「Newsletter 3DP id.arts」への登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp