PCの前でろくろ回しをして陶器をつくろるバーチャルろくろシステム「Roquro」
一般社団法人WAZAtoBAと3Dayプリンターは、新しいモノづくりの形を皆様にも知ってもらい、身近に感じてもらうため、バーチャルろくろシステム「Roquro」リリースした。
バーチャルろくろシステム「Roquro」は、センサー上で手をかざすことで、実際のろくろで造形しているように画面上で器がつくれるソフトで、つくったデータをそのまま3Dプリンタで出力することができる。
センサー部にはリープモーションを使用している
「Roquro」は、伝統工芸と最新技術を掛け合わせることで、これまでにない作品を提案し、造形のデータを蓄積抽出することで後継育成にも役立てる可能性がある。
すでに福島県の中学校を中心に教育分野で導入されており、ICT教育として、3DプリンタやAIの教育が進む中、親しみやすいツールとして好評を得ている。
今後は、センサーの強化により繊細なタッチも認識できるようにするのと同時に、機械学習をすすめることにより職人の技術データを蓄積することで、技術をアーカイブ化したり後継者の育成や新しい技法の発見のヒントに活用する予定である。
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