3Dプリンタ用セラミック材料の試験販売開始

武藤工業が3Dプリンタ用セラミック材料の試験販売を開始

MUTOHホールディングス傘下の武藤工業株式会社(以下 武藤工業)は、株式会社ノリタケカンパニーリミテドが開発する3Dプリンタ用セラミック材料の試験販売を開始することを発表した。

ノリタケの3Dプリンタ用セラミック材料は、通常石膏材料を使用する3D Systems社の3Dプリンタ「ProJet CJP x60 シリーズ」での利用を前提に試用を進めている。

粉末材料の造形時に必要となるバインダ(接着剤)は、通常石膏材料にも用いる接着剤をそのまま使用しており、3Dプリント造形後に焼成することで、アルミナを主成分とする白く多孔質なセラミック造形物を生成することができる。

この新しいセラミック素材をベースとした3Dプリント技術を利用することで、いままでにない独自の設計・デザインの造形が可能となるため、美術工芸分野のみならず、設計モデルの作製・医療、電子機器部品などへの応用が期待されている。同社は今後、セラミック材料とProJet CJP x60 シリーズを組み合わせた販売を目指しており、3D Systems米国本社協力の元、機器の品質検証を進めていく予定である。

DMSで現物を確認
この材料を利用した造形サンプルは、6月21日から東京ビックサイトで開催される「第28回設計・製造ソリューション展(DMS)」の武藤工業ブース(小間番号:41-44)にて展示される。

 


Shapewaysのセラミック素材

セラミック素材をベースとした3Dプリント造形は、Shapewaysなど一部の海外サービスビュローでのみ利用されてきたが、国内企業が協力し事業化されれば、国内サービスビュローでも利用できる日が来るかもしれない。セラミック素材による3Dプリント造形を望むユーザーは多いため、国内でのサービス開始に期待したい。


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