- 2017-11-21
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最大3m×3mのオブジェクトプリントに対応した大物セラミック3Dプリンタ「Potterbot XLS-1」
セラミック3Dプリンタ専門メーカー3D Potterは、360度連続回転式の同社最新セラミック3Dプリンタ「Potterbot XLS-1」をリリースした。
360度連続回転式の3Dプリント機能を有するPotterbot XLS-1は、ヘッドに取り付けた最大容量4リットルの大型シリンジポンプから粘土材料を吐出し、最大9フィート×直径9フィート(約3m×3m)の大型セラミックオブジェクトを、平均30〜100mm/sの速度で3Dプリントすることができる。
材料を吐出する押出し機には、材料を連続供給するポンプアタッチメントを追加することが可能で、連続85ポンド(約38.6kg)の材料をノンストップで供給し、連続3Dプリントに対応する。
Potterbot XLS-1は、陶器用粘土材料の他、ポリマーやコンクリートなどの材料にも対応するだけでなく、食品材料を利用することでフード3Dプリンタとしても活用することができる。
同機本体は、CNC技術と溶接部品を利用し製造された航空機グレードの6061アルミニウム素材を利用し強度と剛性を高めており、ゼロ誤差位置決めのための位置を絶えず更新するテレメトリ付きのオンボードコンピュータを備えることで、バックラッシュなどエラーのない高精度を実現。
本体価格は$13,900で、同社オンラインショップから購入することができる。
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