- 2018-6-17
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ドローン搭載の自立型ロボットが3Dプリント技術で道路の窪みを修復する
英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとリーズ大学の研究チームは、ドローン技術と3Dプリント技術を利用し、破損した道路を短時間で修復するためのプロジェクトを展開している。
このプロジェクトでは、自律型ドローンが夜間に上空から道路をスキャンし、修復が必要な場所を発見すると、3Dプリンタを搭載する自律型ロボットが現場に送られ、3Dプリント技術によって僅か数分で破損個所を修復する。
この一連の修復工事は、交通量の少ない深夜から早朝に実施されるため、道路閉鎖等することなく効率よく工事を完了することができる。
英国内の道路網は、予防措置を講じるための資金や人員が不足し、十分な修繕が行われていない。当局はこれらの問題を解決する手段の一つとして、ドローン技術や3Dプリント技術に期待を寄せている。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンとリーズ大学の研究チームは、5年計画の中間点にあり、近々リーズ市内の破損した道路をこの技術によって修復するテストを実施する。
都市環境にロボットを置くには、倫理的、道徳的な問題があるが「自己修復都市」を目指すリーズ市議会は将来的に、道路修復のみでなく、橋やビルなど大規模建設にもこの技術の利用を目指している。
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