オークマ働き方改革を推進する次世代ロボットシステムを開発

オークマは自動化・働き方改革を推進する次世代ロボットシステムを開発

工作機械メーカーオークマは、自動化システムを容易に導入できる次世代のロボットシステム『STANDROID(スタンドロイド)』を開発。

従来の工作機械とロボットは、別々の制御システムで動作しており、ロボットによる自動化システムは、専門技術を有するシステムインテグレータにより構築されてきた。しかしオークマが新たに開発した「STANDROID」は、ロボットのティーチングレスを志向、工作機械と同じ操作感で安心・容易に操作できる「革新的ロボット操作系」を世界に先駆けて実現。
システム構築に必要な装置一式をパッケージ化した「省スペース自動化セル」により、システムインテグレータ(システム構築業者)を介さずに、容易に省スペース自動化システムの立上げを実現している。

STANDROIDの特徴

簡単システム導入、生産性を革新するロボットパッケージ

システム構築の装置一式をパッケージ化。出荷時にはロボットの信号確認も実施済。据付け時は、ロボットとストッカが一体となった「省スペース自動化セル」を設置、電源とネットワークケーブルをつなぐだけで接続完了。システムインテグレータを介さずに簡単に自動化システムを立ち上げる事ができる。


5軸制御マシニングセンタ+STANDROID


立形マシニングセンタ+STANDROID

ロボット操作の革新。中間ティーチングポイント設定が不要

ロボット操作の専門知識が無くても工作機械の操作感覚で簡単ロボット操作。ワーク品種の変更に際し、ロボット言語を知らなくても作業者が容易にロボット動作を設定可能。準備・確認期間を大幅に削減し、多品種少量生産へのロボット活用を促進する。

  • 加工物や取付け位置が変更されても、設定変更だけで変更プログラムを作成。
  • 工作機械のパルスハンドルやJOG送りボタンでの手動操作が可能。


3Dシミュレーションで事前に動作確認(MU-S600V+STANDROID)

省スペース自動化セルを実現する「干渉レス制御」

NCの対話入力画面から、動作の始点と終点の位置等の必要情報を入力するだけで、干渉しない最短動作を自動作成する「干渉レス制御」により、狭い空間でも動作確認なしで干渉しない最短動作を実現。

ロボットやストッカ等の装置一式をわずかパレット約2枚分のスペースに極小化。従来、安全柵で囲っていたロボット可動範囲分のスペースが不要となる。


可搬式コンパクトストッカ


長時間連続運転用ストッカ


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