DGSHAPE新型歯科用ミリングマシンDWX-42W発表

DGSHAPEウェット方式歯科用ミリングマシンDWX-42Wを発表

歯科技工向けデジタルソリューションを提供するRoland DGの子会社DGSHAPE(ディージーシェイプ)は、ウェット方式の歯科用ミリングマシン『DWX-42W』を発表した。

DWX-42Wは、ガラスセラミックスとハイブリッドレジンの加工に最適化した、ウェット方式歯科用ミリングマシンの最新機種で、同社現行モデル「DWX-4W」の後継機種に当たり、歯科技工所から歯科医院まで、さまざまなニーズにフィットするよう開発された。
最新デジタル技術によって生まれ変わったスマートなマシンとシンプルなワークフローにより、これまでにない生産性と効率化を両立。

DWX-42Wの特長

1.スループットの向上と効率化を同時に実現
DWX-42Wは、新設計の自社製スピンドルを搭載。さらにマシン剛性を高め、クーラント液の吐出量を約2倍に増やしたことで、新しく開発した専用ミリングバーZGB2による大荒取り加工(トロコイド加工)を可能に。従来機種DWX-4Wとの比較において、大幅に加工時間を短縮。また、必要エア流量、必要エア圧ともに約7割削減し、生産性の向上とより一層の効率化を同時に実現している。


自社製スピンドルユニット


ウェット加工の様子

2.ミリングバーを自動で交換するオートツールチェンジャー(ATC)を増強
搭載できるミリングバーの本数が4本から6本へ増加。材料ごとに異なる組み合わせのミリングバーを常時セットできるため、加工準備の手間や時間のロスをなくし、多様な材料を効率的に加工可能。

3.新型VPanelとLANポート搭載によるユーザビリティの向上
使いやすさを追求し、デザインを刷新した新型VPanelを付属。インテリジェントツールコントロール(ITC)機能を強化し、ミリングバーの管理がより柔軟に行える。またLANポートを搭載したことにより、コンピュータと離れた場所にマシンを設置することもできるなど、ユーザビリティが大幅に向上。

4.クーラントシステムを内蔵し、コンパクトデザインを実現
安定したフレーム構造と省スペースを兼ね備えたスタイリッシュなデザインは、さまざまな環境にフレキシブルにフィット。従来機種DWX-4W同様、マシン内部にクーラントシステムを装備。フィルター内蔵のタンクは、スライド式で容易に着脱が可能。コンパクトデザインと高いメンテナンス性を同時に実現。

DWX-42W スペック

  • 加工方式:ウェット方式
  • 加工可能な材料 :歯科切削加工用セラミックス、歯科切削加工用レジン材料(ガラスセラミックス、ハイブリッドレジンブロック)
  • 取り付け可能な材料形状:ピン付材料:40(幅)×20(奥行)×20(高さ)mm
  • スピンドルユニット:自社製
  • ミリングバー収容数:6本
  • 取り付け可能ミリングバー:シャンク径:φ3mm、DWX-42W専用ミリングバー
  • 外形寸法/重量:482(幅)×560(奥行)×600(高さ)mm/61kg
  • 適応圧縮空気:0.18~0.22 MPa
  • インターフェース:USB、Ethernet(10BASE-T/100BASE-TX 自動切替)
  • 標準価格:3,500,000円(税抜)
  • 販売台数目標:発表後1年間で200台(国内・海外の合計台数)
  • 販売名:歯科用CAD/CAMマシンDWX-42W 医療機器届出番号:22B3X10006000061
    一般医療機器 歯科技工室設置型コンピュータ支援設計・製造ユニット

製品に関する問い合わせ先
DGSHAPE株式会社
東京営業所
〒105-0013 東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル10F  TEL:03-5733-4801 / FAX : 03-5733-4412
大阪営業所
〒532-0003 大阪市淀川区宮原4-1-14 住友生命新大阪北ビル1F  TEL:06-6152-6025 / FAX : 06-6398-2687
E-Mail:dgs-sales@dgshape.com


関連記事

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る