購入者の顔にフィットする3Dプリントアイウェア

英国眼鏡ブランド顧客の顔に完璧にフィットするカスタマイズ3Dプリントアイウェアを提供

ロンドンに本拠を置くアイウェアブランドKiteは、英国人工業デザイナーBenjamin Hubert(ベンジャミン・ヒューバート)率いるデザインスタジオLayerと協力し、3D技術を利用し顧客の顔に完璧にフィットするメガネフレーム「KiteONE」を作成するサービスを開始した。

KiteONEは、 カスタム仕様のモジュラー式3Dプリントメガネで、3Dスキャン技術を利用し顧客の顔の特徴を正確に測定し、完璧にフィットするフレームを3Dプリントする。

利用者は、カイトストアで3Dスキャナで頭と顔をスキャンし、3Dスキャンされた情報から瞳孔間の距離、頭と鼻の幅、耳の位置など、様々な測定値を記録。測定された頭部の特徴は、LayerによってデザインされたKiteONEアプリで視覚化され、4種類のテンプレートから選択されたデザインのフレームを、リアルタイム描画された画面からカスタマイズすることができる。

カスタマイズされたフレームのデータはKiteの現地サプライヤーネットワークに送られ、3Dプリント、仕上げ、染色を経てカイトスタイリストによって店内で組み立てられる。
この一連のプロセスが完了するまでの期間は、約3週間程度としている。

3DプリントフレームはSLS方式のナイロン素材で作られていて、鼻パッドには接触点を最小限に抑えるため、マット仕上げの通気性シリコーンゴム素材が適用されている。

KiteONEのアイウェアコレクションは、2018年9月のロンドン・デザイン・フェスティバルの一環として開始され、2019年の春に店頭で展開される。

ソース:Dezeen


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