最大&最速の高性能メタル3Dプリンタ登場

最大かつ最速のダイレクトメタル3Dプリンタ『EOS M400-4』は大幅に生産性を向上させる

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1989年に設立されたドイツ・ミュンヘンにある金属3Dプリンタのパイオニア「EOS」社は、同社のハイエンドモデルである「M 400」の上位クラスに相当する最大かつ最速のダイレクトメタル3Dプリンター『EOS M 400-4』を発表した。

2016年9月12日より開催されるIMTS(International Manufacturing Technology Show 2016)でお披露目される最新機種「EOS M 400-4」は、4つの独立した高出力レーザーを搭載した「The Ultra-Fast Quad-Laser Additive Manufacturing System(超高速クアッドレーザーシステム)」を採用。このクアッドレーザープラットフォーム上から一度に4つの造形を可能にしたことで、従来機種を大幅に上回る生産性の向上を実現。

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EOS M 400-4のDMLS(Direct Metal Laser Sintering)は、400×400×400mmの大きな造形ボリュームに250×250mm領域(50mmの重複を含む)をそれぞれ独立して動作する4つの400ワットレーザーを装備。これまでにない速度で高精度なDMLS部品の造形を行うことを可能にします。

EOS M 400-4スペック

  • 造形ボリューム:400 mm x 400 mm x 400 mm
  • レーザータイプ:Yb-fibre laser; 4 x 400 W
  • 光学部品:4 F-theta-lenses; 4 high-speed scanners
  • スキャン速度:up to 7.0 m/s (23 ft./sec)
  • 焦点直径:approx. 100 µm (0.004 in)
  • 電源:3 x 50 A
  • 消費電力:max. 45 kW / typical 22 kW
  • システムサイズ:4,181 mm x 1,613 mm x 2,355 mm
  • 推奨設置スペース:min. 6.5 m x 6 m x 3.3 m
  • 重量:approx. 4,835 kg (10,659 lb)

現行モデル「EOS M 290」で培われた技術をベースに、造形領域の拡大と生産性向上のためのクアッドレーザーシステムを採用した「M 400-4」は、金属プリント装置としてAM(Additive Manufacturing)産業をリードするのではないでしょうか。


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