ドバイ交通局、3Dプリンタで道路建設コストを半減

ドバイ道路交通局は、3Dプリント技術で道路建設コストの削減を目指す

ドバイ道路交通局(RTA)は、道路や道路構造物のメンテナンスに使用する機械システムのスペアパーツやコーティング材を製造するため、独自の3Dプリント技術を開発。これにより道路建設やメンテナンスに掛かるコストを50%削減し、工期短縮を実現している。

ここ数カ月RTAは、製造業における3Dプリントのリーディングカンパニー3社と共同で、道路保守システムのスペアパーツの入手性を高めるための研究と実験を行っており、道路施設におけるプロペラファン、制御装置、トンネル壁面被覆材などのスペアパーツを現場で3Dプリントするなど、ドバイの道路整備や施設でのサービスに使用している。

RTAの交通・道路庁のCEOであるマイタ・ビン・アダイ氏は「3Dプリント技術導入の初期成果として、スペアパーツの購入にかかる運用コストを50%削減できることが明らかになりました。更に、3Dプリント技術を活用することでスペアパーツの輸送コストや輸入にかかる時間を削減することができました。また、過去のデータ分析によりさらなる改善を行ったことで、故障率を記録的なレベルにまで下げることができました」と、その効果についてコメントしている。


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