ウイルス対策マスクを3Dプリントするグローバルキャンペーンを展開

Copper3Dが世界規模で抗菌マスクを3Dプリントするグローバルキャンペーンを展開

抗菌デバイス用の抗菌ナノ材料を開発するチリの企業 Copper3D は、世界各地で感染が拡大し、大きな混乱を引き起こしている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として、世界的に不足する抗菌マスク問題を解決するため、抗菌3Dプリントマスクのグローバルキャンペーンをスタートした。

WHOの「新型コロナウイルス感染症は、パンデミックに相当する」発表に伴い各地で発令された非常事態宣言は、多くの国でサプライチェーンの崩壊を招いている。とくに医療従事者が使用する「N95マスク」は生産や物流が追い付かず、深刻なマスク不足問題を引き起こしている。


抗菌作用フィラメント「PLACTIVE AN1

そこでCopper3Dは、細菌およびウイルス汚染のリスクを軽減するために臨床現場で使用されている自社の3Dプリント用抗菌ナノフィラメントを使用して、携行性に優れ洗浄可能な、低コストの3Dプリント用オープンソースマスクデータ「NanoHack」を公開。個人、企業問わず、世界的なネットワークを利用して、多くの3Dプリントユーザーがマスク生産に協力してくれるよう呼び掛けている。

オープンソースの抗菌マスク3Dプリント用データはこちらからダウンロード可能で、一般的なFDM/FFF方式3Dプリンタを使用してプリントできるよう設計されている。

プリント設定およびプリント後の使用方法

  • サポート、ラフト:なし
  • インフィル:20%
  • プリント温度:フィラメント仕様に準ずる
  • プリント後の成形
    ヘアドライヤーまたは熱湯を利用し、55-60℃に加熱。火傷に注意しながら装着者の顔の形に合わせて調整する。

※マスクに設けられたフィルター領域に不織布やコットンなどを使用することができるが、外部からのウィルス侵入を防ぐ効果は検証されていない。マスク装着者からの飛散を防止することが主な目的とされている。


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