セラミックス3Dプリンティング受託サービス

2022-4-22
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アズワン、繊細複雑なデザインに対応したファインセラミックス3Dプリンティング受託サービスを開始

大阪に本社を置く研究用機器・科学機器販売会社であるアズワンは、三井金属鉱業、Lithoz GmbH（以下 Lithoz）と協働し、ファインセラミックス3Dプリンティングの受託サービスを開始した。

アルミナによる造形事例

昨今、宇宙航空機分野や自動車分野における部品の軽量化・複雑形状化、歯科・再生医療分野におけるオーダーメイド品のニーズの増加など様々な産業分野において高精度、複雑形状なセラミックス部品の需要が益々高まっている。アズワンは、自社における「科学」・「医療」を中心とした理化学機器販売網による広範な顧客ネットワークと、三井金属の永年にわたる「各種セラミックス素材取り扱いのノウハウおよび焼成技術」、Lithoz社の「高密度」「高精度」の3D造形技術を活かし、３社協働によるファインセラミックスの3Dプリンティング受託サービスを開始した。

Lithozのセラミック光造形技術は光重合技術とDLP技術を組み合わせて、セラミックス充填剤を選択的に光重合して三次元構造を積層造形する技術であり、従来の鋳型による作製方法では再現できなかったアンダーカット・空洞・細胞のスキャフォールなど複雑または繊細な形状のデザインが可能。更に、三井金属の焼成技術と組み合わせることで、高品質・高性能なファインセラミックスを短納期で供給することが可能。