Anker初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」がローンチ

高速プリントとAIカメラ搭載、Anker初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」がローンチ

中国の広東省に本社を置くハードウェアブランド Anker(アンカー)は、3Dプリンタの新ブランド AnkerMake 初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」をクラウドファンディング Kickstarter からローンチ。キャンペーン開始から僅か1時間で100万ドルの資金を調達。
キャンペーン開始翌日の4月7日現在、4,500人の支援者から3億3,300万円超を調達している。

AnkerMake M5 の特徴

同様の他社製品と比べ、5倍の高速プリントとAIカメラ監視機能、オートタイムラプス、マルチデバイスハブ搭載の3Dプリンタ「AnkerMake M5」は、強力なステッピングモーター、ダブルベルトドライブシャフト、安定化モーションアルゴリズムによりY軸伝達パワーを最適化。0.1mmピッチの高速プリントでも安定した品質を実現。

AnkerMake M5には、通常のプロセッサーである「Marlin CPU」に加え、インテリジェント3DプリンティングのためのCPU「XBurst CPU」を追加で搭載。また、スライスソフトウェア「AnkerMake Slicer」は、プリント開始前にモデルの3Dデータを分析し、AI認識システムが強力な「XBurst CPU」を使用して、プロセス全体を通して継続的にデータとオブジェクトをチェックし比較する。

  • 押し出し
    減速比9.37の多段ギアシステムで0.8N-mのトルクを発生させる。この強いねじれにより溶融室に圧力がかかり、押し出しが高速化される。
  • 溶融
    60Wのヒーティングロッドでノズル温度を200℃まで素早く上昇させ、他の3Dプリンタに比べ1.5倍の効率で溶融。250mm/sの高速プリントをしながら、フィラメントをスムーズに吐出させることができる。
  • 冷却
    2台のファンで最大風量を1.3倍にするダブルクーリングシステムを採用。糸引きを防ぎ、素早く冷却することができる。

AnkerMake M5 スペック

  • 本体サイズ:502×438×470mm
  • 本体重量:12.4kg
  • 造形ボリューム(L×W×H):235×235×250mm
  • エクストルーダー:ウルトラ・ダイレクト・エクストルーダー
  • エクストルーダー温度(最大):260℃
  • ノズル径:0.4mm
  • フィラメント径:1.75mm
  • プリント速度:250mm/s(標準)、2500 mm/²(パワーブースト)
  • ヒートベッド:PEIソフトマグネットプレート
  • ヒートベッド温度(最大):100℃
  • オートレベリング:7×7ポイントの自動レベリング
  • 接続:WiFi、USB、USBフラッシュドライブ
  • インターフェイス:HDタッチスクリーン
  • スライスソフトウェア:AnkerMake Slicer、Simplify 3D、Cura、PrusaSlicer
  • 入力電源:AC 100-240V

最大43%OFFとなるアーリーバードモデル(429ドル~)は予定数をほぼ終了しており、2022年11月から支援者への発送を開始する。


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