WinSunが米国大手建設企業と提携

米国建設大手AECOMと中国WinSunは建設用3Dプリント技術に関する新たな契約を締結

建設用3Dプリント技術で業界をリードする中国の3Dプリント会社WinSunは、米国大手建設・エンジニアリング会社AECOMとMOUを締結した。

ロサンゼルスに本社を置くAECOMは、建設・設計、コンサルティング、管理サービスなどを提供し、世界150カ国に10万人以上の従業員を有する米国大手建設企業。一方WinSunは、UAE(関連記事はこちら)をはじめ、建設用3Dプリント技術の実用化を目指す国々とパートナーシップ契約を結び、同分野でイニシアチブを握る業界のリーダー的存在。両社は3年契約で、世界中の顧客に対し、建設用3Dプリント技術を提供する。

Photo:AECOM

今回のパートナーシップにより両社は、建設用3Dプリント技術の開発を更に加速し、グローバルな顧客ネットワークを活用した新たな3Dプリンティング建設計画を展開。
両社既に中東地域の顧客と共同プロジェクトの検討に着手しており、今後はアジア、アフリカなどの発展途上国に向け、建設用3Dプリント技術の普及を目指すとしている。

過去の記事でもお伝えした通り、中国、米国、欧州や中東の一部地域では3Dプリント技術を用いた建設技術の研究開発が本格化しており、中国(WinSun)では戸建て物件の販売にも着手している。この動きは今後数年で急激に加速するため、近い将来、欧米や中東では3Dプリント技術を用いた構造物が多数建設されることが予測される。


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