Carbon社シリーズDで総額2億ドルを調達

Carbon社はシリーズDの資金調達で総額2億ドルの資金を調達!

革新的な超高速3Dプリント技術「CLIP テクノロジ」で業界を席巻する米国の3Dプリントベンチャー Carbon(旧 Carbon 3D)は、シリーズDのラウンドで、総額2億ドル(228億円弱)の資金を調達したことを発表した。


産業用3Dプリントソリューション SpeedCell システム

Carbonは今年、世界的スポーツブランドadidasと協業し、高機能3Dプリントスニーカー「Futurecraft 4D」の量産化プロジェクトをスタートさせ、その後オールインワン産業用ポストプロセッシングソリューション「SpeedCell システム」を発表するなど、国内外から大きな注目を集めてきた。


世界初の量産3DプリントスニーカーFuturecraft 4D

今回のラウンドには、スコットランドのグローバル金融機関ベイリー・ギフォード、米国のフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー、香港のアーキナ・キャピタルなどが含まれている。同社はこれまで戦略的な業界パートナーであるGoogle Ventures、Hydra Ventures(アディダスのベンチャー企業)、GE Ventures、Emerson Elementalや日本のJSR(日本及びアジア太平洋地域への供給元)、Nikonなどから総額数億ドル規模の資金調達を実施しており、新たなラウンドで調達された資金を元に、グローバル展開計画や製品開発ロードマップを迅速に実行し、AM量産における市場規模を拡大する。


造形領域を拡張した同社の新型3Dプリンタ「M2」


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