カブクが博報堂と共同しプロダクト開発を短期間で可能にする「Agile Future Emerging Program」を提供開始
カブクは、博報堂グループのコンサルティング専門会社「博報堂コンサルティング・アジア・パシフィック」と共同で、ASEAN地域におけるプロダクト開発を短期間で可能にするアジャイル型(すばやい)商品開発プログラム「Agile Future Emerging Program (アジャイル・フューチャー・イマージング・プログラム)」の提供を開始することを発表した。
世界各国に産業用3Dプリンタ工場のネットワークを保有し、デジタルモノづくりを推進するカブクと、ASEAN地域におけるエスノグラフィ調査をはじめとしたデザイン思考型での商品開発・新規事業開発等のプロジェクトを行ってきた博報堂コンサルティング・アジア・パシフィックの両社が共同することで、ASEAN地域現地の多様性を加味した形でのプロダクト開発をサポート。
多様で変化に富んだASEANの状況に対し、博報堂コンサルティング・アジア・パシフィックとカブクがそれぞれを相互補完しながらプロジェクトを一体運営することで「調査」「製品コンセプト作り」「プロトタイピング」「製品化」までのプロセスを効率的に運営。よりクオリティの高いサービスを提供することを目的にAgile Future Emerging Programを開設。
Agile Future Emerging Programは、大きく以下の3ステップを設定
ステップ①「生活者理解」
ステップ②「機会発見」
ステップ③「顧客経験創造」
プログラム概要
本プログラムでは、グローバルでの産業用3Dプリンタ工場ネットワークを世界30カ国以上で保有するカブクのデジタル製造サービスと提携関係にある日本通運とのグローバル流通ネットワークと連携・活用し、製造と輸送を一体化することで、リードタイム・コストの低減・圧縮を可能にする。全てのステップを通じて常に現地生活者からのフィードバックを受けながら、短期間(3~6ヶ月間が目安)に現地の多様性を加味した形で商品・サービス開発が行えるのが特徴。このプログラムのASEAN地域での展開を通して、日本のものづくり企業の革新と海外進出を支援する。
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