- 2017-4-17
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- 3DPrinting, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, Fashion, FDM, FFF, filament, Makerbot, Stratasys, ファッション, フィラメント
米国のデザイナーがアナログとデジタルを組合せた新しい3Dプリントファッションを発表した
3Dプリントファッションを専門とする米国ニューヨークのファッションデザイナーAlexis Walshは、最新作の3Dプリントファッション「APEX Coat」を発表した。
最新作となる3Dプリントコート「APEX Coat」は、工業デザイナーJustin Hattendorfとの共同設計によるもので、3Dプリンタで生成された多数のスタッズが装着されている。
3Dプリントされたスタッズのデザインには、アナログとデジタルを併用したシミュレーションソフトウェアが利用されている。
パターンに手描きしたスタッズの配置ポイントを撮影しシミュレーションソフトウェアにアップロード。パターンの微妙なカーブや境界に合わせてランダムにスタッドのシェイプと配置を計算し、最適な形状のモデルデータを生成する。
このプロセスから生成された3Dスタッズは、違和感なくボディラインに馴染むようシミュレートされている。
3Dプリントスタッズは、ロボットアームと3Dプリンタを組み合わせ、生産プロセスを自動化した小規模工場を開発する米国のスタートアップ企業「Voodoo Manufacturing(ブードゥー・マニュファクチャリング)社」によって制作された。
Voodoo Manufacturing社は、MakerBot 3Dプリンターと半透明のPLA材料を利用しAPEX Coat用3Dプリントスタッズを生成。
PLA素材で造形された3Dプリントスタッズは、真鍮製のネジにより布地に固定されている。
デザイナーのWalshとHattendorfは、2017年4月15日にハーバード・アイデンティティ・ファッションショーでAPEX Coatをデビューさせた後、ベルリン、バルセロナ、ヘルシンキで開催されるファッションウィークにAPEX Coatを出展する。
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